こんにちは、ぽんずです!
同棲を始める時に決めなければいけない世帯主。
同じ家に住むので「どちらか一方の世帯に入らないといけない」と思っている方も多いんじゃないでしょうか。
私も初めは彼の世帯に入るものだと思っていたのですが、実は世帯を分けて2人とも世帯主になることができます!
同棲を始める時にそのことを知り、私たちも世帯を分けて同棲を始めました!
今回は同棲を始める時に世帯を分けるメリットやデメリットを解説します!
- これから同棲を始めるカップル
- 同棲を始めるけど世帯主を誰にすればいいかわからない
- 世帯を分けるメリット・デメリットを知りたい
2人とも世帯主でもいいの?
同じ家に住んでいる場合、同じ世帯で世帯主も1人というイメージがあるかもしれませんが、実際には1つの家に世帯が2つあっても問題ありません。
世帯とは、住居や生計を共にする者の集まりのことを言い、世帯主はその代表者のことを言います。
同棲の場合、2人にそれぞれ収入があって生計を分けていれば、世帯を分けることができます。
そのため同棲を始めるときの選択肢は主に2つあります。
①世帯を分けて2人とも世帯主になる。
②1つの世帯にしてどちらか一方が世帯主となる。
同棲の場合は世帯を分けるのが一般的ですが、カップルによって事情は違うので、それぞれのメリット・デメリットなどを説明します。
世帯を分けて2人とも世帯主になる場合
お互いが働いていて収入がある場合、世帯を分けることができます。
世帯を分ける場合は、お互いが1人世帯の世帯主となります。
住民票を移すときに同棲相手の名前は書かずに、自分を世帯主として記入すればOKです。
- 役所からの書類がそれぞれに届く。
- 1人世帯となるので、住民票から同棲していることがばれる心配がない。
世帯を分けるメリットとして、住民票などの書類にお互いの名前が載らないので、書類から同棲していることがばれる心配がないことがあげられます。
会社にあまりプライベートのことを知られたくない、結婚するまではパートナーがいることや同棲していることを知られたくないという場合は世帯を分けておくのがおすすめです!
- 結婚する際に世帯を一緒にするために世帯合併の手続きが必要になる。
世帯を別々にしていた場合、結婚をする際に世帯合併の手続きをする必要があります。
そこまで大変な手続きではありませんが、基本的に郵送での手続きができないので役所の窓口へ行かなくてはいけません。
そのため、休日に婚姻届を出す場合は事前に役所へ行って世帯合併をしておく必要があります。
私たちは祝日に婚姻届を出しに行ったのですが、事前に平日に役所へ行き、世帯合併の手続きと一緒に婚姻届に不備がないかを確認してもらいました!
また、勤めている会社から住宅手当(家賃補助)をもらっている場合は注意が必要です。
多くの会社は住宅手当を2重で受け取ることを禁止しているので、住民票の世帯主だからといってお互いがそれぞれ住宅手当をもらっていると問題になってしまうこともあります。
補助の上限額などにもよると思いますが、基本的には賃貸契約書の契約者となっている方が住宅手当を申請するようにしましょう。
1つの世帯にしてどちらか一方が世帯主となる場合
1つの世帯とする場合は2人のうちどちらか一方が世帯主となり、もう一方は同居人となります。
この場合は住民票も1つにまとまります。
- 扶養に入れる場合がある。
- 委任状がなくてもお互いの住民票の発行などができる。
世帯を1つにした場合は、入籍していなくても生計を1つにしていると認められるので 、年金や健康保険の扶養対象になります。
また、同じ世帯なので委任状がなくてもお互いの住民票を取得することができます。
「すぐに住民票が欲しいけど自分では取りに行けない!」といった時にパートナーにお願いしたりできるので便利です。
- 住民票などの書類から同棲していることがばれる。
- 仮に同棲を解消しても世帯主の住民票に同棲した履歴が残る。
世帯を1つにした場合、会社に住民票などの書類提出する際に同棲していることがばれてしまいます。結婚するまでは会社などには知られたくない場合は世帯を分けておくのがおすすめです。
また、もし仮に同棲を解消することになってしまった場合、区市町村から転出するまでは世帯主の住民票に同居していた人の名前が残ってしまいます。
すでに婚約をしていて、入籍する予定日も近い場合などは世帯を分けるメリットがあまりないので、最初から1つの世帯にしておいた方が婚姻届を提出する際の手続きが楽になります。
まとめ
今回は同棲を始める際に世帯を分けるメリットやデメリットを紹介しました。
同棲を始める時にお互いに収入がある場合、世帯を分けてそれぞれが世帯主になることができます。
同棲の場合は世帯を分けるのが一般的ですが、カップルによって事情は違うのでそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて決めるのが良いと思います。
最初は決めることがたくさんあって大変ですが、スムーズに同棲生活を始めるためにも決めなくてはいけないことはしっかりと決めるようにしましょう!